2009年1月17日土曜日

山崎 元 - 会社は2年で辞めていい

これまた、読んでからちょっと時間が経ってしまっています。

極端なタイトルではありますが、働き方や会社との付き合い方を提言する本です。

著者は実際に10回を越える転職の経験者であり、様々な会社を見てきたからこそ書ける内容になっています。いい会社を求めて転職するというより、次々とスキルアップするために転職しようという勧めです。

転職におけるイロハだけでなく、現在の会社における問題点を複数指摘しています。例えば、私の会社を含め、多くの会社が採用している中途半端な能力主義や、「新卒から3年で3割辞める」現状を作り出している雇う側の問題点です。また、転職についてのネガティブなイメージに対して著者ならではの視点から回答されています。

就職活動している時に巡り会いたい本でした。また、これと一緒に石渡嶺司の「転職は1億円損をする」を読んで双方の意見を比べてみるのも面白いと思います。


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