2009年1月30日金曜日

大隈 秀夫 - 短くてうまい文章の書き方

全部は読みきれませんでした。さすがに2週間に文庫本を6冊借りるのは無謀でした。

しかも、この本は他の文庫本より字が小さいので、250ページ程度なのですが、読むのに時間がかかります。

大隈 秀夫 - うまい文章が書ける本と同じように、うまい文章と悪い文章の例を挙げながら、うまい文章の特徴を掴もうとするものです。ためになることは書かれていますが、読みきれなくて残念です・・・。

今の私だと、2週間で4冊程度が無難なようです。速読とまでは言わなくても、もうちょっと早く読めるようになる必要がありそうです。


2009年1月23日金曜日

木下 是雄 - レポートの組み立て方

またしても書き方に関する本ですが、今回はレポートという文章に限った話題です。著者いわく、レポートの書き方の手引きなのですが、社会人はレポートを書くことが多いため、読んでためになる本と言えます。

まず、レポートの意義から始まります。続いて書き方における注意点を、良い例や悪い例、そして演習問題を織り交ぜながら解説されています。さらに、分かりにくいレポートを書いてしまう原因に、日本語の言語としての特徴による点も挙げられています。また、大隈 秀夫 - うまい文章が書ける本で読んだような内容もありました。

意識して文章を書くことで、いいものを書けるようになりたいものです。


2009年1月20日火曜日

和田 秀樹 - 30代からのお金と時間の自己投資学

昨日に引き続き、精神科医の和田秀樹先生による著書です。図書館は著者のあいうえお順で並んでいるので、同じ著者の本を同時に借りることが良く発生します。

人生 / 家族 / 人間関係 / キャリア / プライベートという 5 つのカテゴリに対して投資のイロハを 2,3 ページずつの節に区切って説明されています。各節が短いので、読みやすい内容になっています。

お金が入ったから贅沢するのではなく、贅沢するのに見合うだけ仕事を頑張る。という某有名ミュージシャンの堕落を予言していたかのような文章もあり、昨日の本のキーワードだった「自己愛」も登場します。


2009年1月19日月曜日

和田 秀樹 - 1+1=10を実現する仕事術

日経アソシエに連載してる時からいろいろ注目していたのがこの著者です。私の期待を裏切らない濃い内容になっています。

仕事の成果を大きくするには他人の活用が不可欠ですが、活用させてくれるだけの人間関係をいかに築くかという点について、精神科医として経験に基づいて書かれていています。

キーワードは「自己愛」。その自己愛をコントロールすることで人間関係を築き、仕事をうまくしていこうという内容です。逆に仕事ができない人の例がカバー裏に書かれていて、なかなかインパクトのある内容になっています。


2009年1月18日日曜日

大隈 秀夫 - うまい文章が書ける本

ちょっと古めの本ではあるのですが、このblogを始めようと思ったきっかけになった本です。

一般的に「多くの人が読みやすい」文章を書くにはどうするべきなのか、ということについて書かれています。具体的に新聞や書籍などで書かれた文章を添削し、どこが悪いかどこが良いのか示してあるため、わかりやすい内容となっています。

同じ語句を繰り返さない等のテクニックから、日本語として基本的な「てにをは」の使い方、漢字の正しい使い方まで解説されています。

文章をちゃんと書くのは案外難しいことだと感じてます。このような本は引き続き読んでみたいと思います。


2009年1月17日土曜日

山崎 元 - 会社は2年で辞めていい

これまた、読んでからちょっと時間が経ってしまっています。

極端なタイトルではありますが、働き方や会社との付き合い方を提言する本です。

著者は実際に10回を越える転職の経験者であり、様々な会社を見てきたからこそ書ける内容になっています。いい会社を求めて転職するというより、次々とスキルアップするために転職しようという勧めです。

転職におけるイロハだけでなく、現在の会社における問題点を複数指摘しています。例えば、私の会社を含め、多くの会社が採用している中途半端な能力主義や、「新卒から3年で3割辞める」現状を作り出している雇う側の問題点です。また、転職についてのネガティブなイメージに対して著者ならではの視点から回答されています。

就職活動している時に巡り会いたい本でした。また、これと一緒に石渡嶺司の「転職は1億円損をする」を読んで双方の意見を比べてみるのも面白いと思います。


2009年1月16日金曜日

山田 真哉 - さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

読んでからだいぶ時間が経ってしまったので、ちょっと忘れ気味なのが残念です。

タイトルのとおり会計学の超入門的な本です。帯に「数学嫌いのための本」などという文字がありますが、もちろん数学が好きな人が読むことを拒否しているわけではありません。

お金はもちろん時間もコストと考え、効率のいい投資を実例を見ながら見ていきます。さおだけ屋の秘密ってのは***だったんですね!

改めて買ってもいいなと思いました。

また、この著者はその他にも読んでみたくなるタイトルの本を多く書いているようですので、また見つけたら借りてみたいです。