リンパ液は、毛細血管で血液から生成され、リンパ節でまた血液に戻るようになっています。つまり、血液が多く流れるとそれだけリンパ液も多く生成されます。リンパ浮腫患者の場合、その症状を抑えることだけを考えるとスポーツ、入浴、飲酒などは控えたほうがいいということになります。
しかし、リンパ浮腫患者の場合、リンパ節やリンパ管の力が落ちており、ある程度症状が進行すると、 dermal backflow と呼ばれる、皮下にリンパ液があふれ出す状態になっています。このリンパ管以外にあるリンパ液は、筋肉の力で流れるようになっているらしく、筋力を落とすこともリンパ浮腫患者にとって、あまりよろしくないようです。
総合的に考えて、スポーツはやるべきでしょう。患部の怪我には十分注意する必要がありますが、その他の健康面にもプラスになる要素が大きいと思います。リンパ液が多く生成されますが、ちゃんとマッサージなどのケアをしてあげればいいのですから。
私の場合、左足がリンパ浮腫なのですが、スキーやフットサル、さらにはランなど、足に負担のかかるスポーツを週1～2ぐらいでやっています。常に弾性ストッキングで圧迫をかけているのと、スポーツした日は、家で寝る前にマッサージするようにしています。
ただし、むくみを抑えているのがストッキングによる圧迫の占めている比率が大きいので、くるぶしの周辺などがストッキングの形になってしまっています。マッサージすれば一時的に戻るのですが、すぐにストッキングの形に戻ってしまいます。もっとも、日常生活に支障をきたすようなことではないので、あまり気にはしていません。
リンパ浮腫は命にかかわる病気ではないので、気にする点と気にしない点を合理的に区別するのが精神衛生上もよろしいかと思われます。
こんばんは。
返信削除たびたびすみません。顕微鏡下リンパ静脈縫合手術のことなんですが、リンパ液がもれたりケロイド状になったりする場合がある、しばらく痛みがともなうというのですがどうでした？
こんばんは。遅くなってしまい、申し訳ありません。
削除私の場合、術後の痛みはなく、また漏れたりしたこともありません。
術後しばらくして、吻合部が閉塞してしまうリスクはあるらしいですが、今のところは大丈夫そうな感じがしています。
ありがとうございます！
返信削除前に特に問題がないと書いてらっしゃったですね。
最近家かた付けに熱中しただけで足がだるくなり普通の生活を送れていないことに改めて気付きました。
ヨッシーさんはお仕事から帰っても足がだるくなることないのですよね。うらやましい限りです。
足のだるさですか。強いて言えばマラソン走った後に、時々感じる程度ですかねぇ・・・。
削除手術、ご検討ください
ヨッシーさんが今の病院を選んだ決め手はなんでしょう。LVA顕微鏡下リンパ静脈吻合術を開発したT大も選択肢に入れてらしたと思うのですが。
返信削除検索してみたら横浜市立大学は原発性リンパ浮腫患者におけるリンパ機能評価による重症度分類と新たな治療法の検討研究班http://www.nanbyou.or.jp/entry/2163
というのが見つかり、また別の原発性のブロガーさんによると上にのってる治療院がいいと書いてあったのでそっちもいいかなと思いつつ揺れてます。（この方はほとんど更新していないのでお返事がもらえないです）
決めるのは自分なのですがいろいろな人の話を総合して自分にとって良い決断をしたいなと思ってます。
たびたびおじゃましてごめんなさい。
たまたま、前に住んでいたところに近かったというだけですが、いい病院にめぐり逢えたと思っていますよ。
返信削除このリストの先生たちは、大体知っています。それぞれ、大学病院と治療院の立場の違いを理解しながら、お互いにいい関係で患者に接してくれています。
ちなみに、この年の研究発表に私のデータもお役に立てたと聞いています。
わたしもその大学病院に紹介書いてもらえそうです。
返信削除＞大学病院と治療院の立場の違いを理解しながら。
連係プレイがあるのは助かりますね。
大学病院はどちらかというと研究する立場で、治療院が治療するんですけどヨッシーさんが行ったところは、最新の研究結果を治療に生かしていると他のブロガーさんが書いてました。
今までの経緯がこみいっているので説明することを考えると前行った病院がいいかなと思いましたが、原発性を研究しているところで手術を受けた方がいい気がしてきました。
新しく探した治療院は横浜市立医大とつながりがあるそうでそこから紹介されてきた患者さんを受け入れているとか。
今まで絶望していたのですがまた希望が見えてきました。
おお、良かったですね。
削除リンパシンチは痛いので、覚悟して受けてください。
あと、とさきで私の名前を出したら、話題にしてくれると思います。